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狩野常信「龍・鳳凰・麒麟図」

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絹本着色
江戸時代17-18世紀
狩野常信(1636-1713)

頭に角、龍に似た顔、鹿のような体に牛の尾と馬の蹄を持つ麒麟。
千年を生き、身の丈は5メートルに達するという瑞獣。
恐ろしげな相貌に反して、殺生を嫌う非常に穏やかな性質だそうな。
為政者が徳のある政治を行うときに現れる神聖な生き物であるとされる。
麒麟、待ち草臥れてるだろうなぁ。
どうか、人間に愛想尽かさないでください。





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歌川広重 「名所江戸百景 深川萬年橋」

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江戸時代 安政4年(1857)
大判 錦絵
萬年橋の上、吊り下げられた放生会用の売り物の亀越しに望む富士の山。
放生会とは、魚や鳥獣を野や池に放すことで功徳を積む宗教儀式。
『名所江戸百景』は118枚の連作大判浮世絵。
安政3年(1856)~5年(1858)にかけて制作されたが完成できず、広重死去後に二代目広重が補筆して完成された。
風景浮世絵としては随一ともいわれ、奇抜な視点、斬新な構図で目を愉しませてくれる。
「亀戸梅屋舗」や「大はし阿たけの夕立」はゴッホが模写した事で有名。
広重作品の鮮やかな青は「ヒロシゲブルー」と呼ばれ、優れた構図と共に欧米で高い評価を得ている。
印象派画家やアール・ヌーヴォーの芸術家に与えた影響は大きい。

歌川広重は寛政9年(1797)、江戸の下級武士・安藤家に生まれた。
文化8年(1811)に歌川豊廣の門弟となり、翌年に歌川廣重の名を与えられる。
家督を継いで火消同心を務めたが、文政6年(1823)に専業絵師となった。
はじめ花鳥画、のちに風景画を描くようになる。
天保4年(1833)、傑作として名高い『東海道五十三次絵』を描いた。
安政5年(1858)、コレラに罹患し65歳で死去。足立区伊興本町にある禅宗東岳寺に眠る。





栗原貞乗 亀形文鎮

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江戸時代19世紀
肌や甲羅の質感が極めてリアル。
親亀にしがみつく子亀が可愛らしい。
栗原貞乗は蝋型鋳造を得意とした鋳金家。
幕末の江戸で活動した名工だそうな。





円山応挙「黄蜀葵に亀図」

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紙本淡彩
江戸時代 18世紀
円山応挙(1733-95)
字は仲選。通称を主水、仙嶺などと号した。
応挙と改名したのは明和3年(1766)ころ。
西洋の透視遠近法や清の花鳥図を学び、写生の手法を会得した。
京の町人たちを中心に圧倒的な人気を博し、その弟子達はやがて京都四条派を形成してゆく。





如来立像

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青銅
スリランカ
ポロンナルワ時代12-13世紀
スリランカは国民の七割が上座部仏教の信者だそう。
ウィッキーさんを思わせる顔立ち、与願施無畏印を結び前傾でぐっと迫る姿勢はなんとも親しげ。
20センチに満たない小像だが、手にはきちんと水掻きが付いている。
体にぴたりと張り付いた衣には、日本の仏像にあるような衣紋表現が見られない。
左脇下が抜けていないのは、タイの仏像にも見られる特徴だとか。
思わず見蕩れてしまうこの複雑な手相、占いには何と出るのだろう。





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古美術・古民家・寺社建築・・・
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不勉強にも程があるので
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