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続々「観音の里の祈りとくらし展Ⅱ-びわ湖・長浜のホトケたち-」

 東京藝術大学大学美術館で開催中の「観音の里の祈りとくらし展Ⅱ-びわ湖・長浜のホトケたち-」特別内覧会に参加しました。

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観音重要文化財・伝千手観音立像は平安時代(9世紀)作。その像容から諸菩薩の母である准胝観音像とする説もある。
堂々たる体躯の尊像で、展覧会に出陳されるのは今回初。軍師官兵衛の黒田家発祥の地として知られる長浜市木之本町黒田に位置することから黒田観音とも呼ばれ親しまれている。





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善隆重要文化財・仏頭は平安時代(12世紀)作。
面長から半丈六像の頭部であったと推定され、かつて長縁に所蔵されていた。






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舎那院の重要文化財・愛染明王坐像は鎌倉時代(13世紀)作。堂外初公開。
昭和45年(1970)頃まで厳重な秘仏だったことから保存状態が良く、工芸的にも極めて優れた名尊。






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浄信の阿弥陀如来立像は長浜市指定文化財で鎌倉時代(13世紀)作。
近年の調査により、鎌倉時代を代表する仏師快慶の高弟・行快の作である可能性が高いことが判明した。

 ほかにも、33年に一度開帳される秘仏でしかも堂外初公開となる洞寿院観音堂の重要文化財・観音菩薩立像など、貴重な仏像が沢山展示されています。


---長浜曳山まつり

 ”長浜城主であった秀吉が、男の子が生まれたことを祝い、城下の人々に金を振る舞い、町民がこれをもとに山車を作って八幡宮の祭礼に曳き回したことが、長浜曳山まつりのはじまりと伝わっています。
 曳山の舞台では、祭最大の呼び物「こども歌舞伎」が5歳から12歳位の男子によって演じられ、大人顔負けの熱演は見物客の拍手喝采を浴びています。”(滋賀県長浜市観光ガイドより抜粋)
 毎年4月に一週間程の日程で開催される長浜曳山まつりは京都祇園祭・岐阜高山祭と並んで日本三大山車祭の一つに数えられます。
 祭を通して人々が結束し、長年に亘って儀式を守り伝えていることが評価され、平成28年秋にユネスコ無形文化遺産への登録が見込まれているそうです。
 祭の期間以外でも、曳山博物館では2基の曳山やこども歌舞伎の舞台模型を展示し、曳山や歌舞伎をテーマとした企画展などを通して祭の雰囲気を楽しむことができます。


---観音の里ふるさとまつり

 例年8月の第一日曜日に長浜市高月町周辺において開催されてきた「観音の里たかつきふるさとまつり」は、渡岸観音堂一帯を主会場とし、通常拝観では予約が必要となる数々のお堂を祭りの一日だけ一般公開することで、旅人が自由に仏さまと出会うことのできる貴重な機会として好評でした。
 今年の開催日は10月16日(日)と日程を大きく変更し、「第32回観音の里ふるさとまつり」と改称して催されます。


---日本の祭りinながはま2016

 今年10月29日(土)・30日(日)、全国・滋賀県の30余りの伝統芸能が曳山のまち・長浜に集結する「日本の祭りinながはま2016」が開催されます。日本の風土に根ざし、地域ごとに多様な形態をもった伝統芸能を紹介・顕彰し、祭礼の保存・伝承を行うとともに、地域の活力増進をはかる地域伝統芸能全国大会です。


---びわ湖長浜KANNON HOUSE

 寛永2年(1625)、江戸幕府は、京都御所の鬼門を守護する比叡山延暦にあやかって、東叡山寛永を上野の地に建立しました。開祖である慈眼大師天海は不忍池を琵琶湖に、弁天島(中之島)を竹生島に見立て、江戸城の鬼門を守護する大霊場に仕立て上げました。
 平成28年3月、その不忍池のほとりに、びわ湖長浜KANNON HOUSEがオープンしました。「観音の里」長浜の仏さまに出会える場所として開放され、現在御出座しになられている仏さまは川道町尊住院の聖観音立像。平成28年6月7日から約2ヶ月の間展示され、次の仏さまにバトンタッチしていきます。
 「観音の里の祈りとくらし展Ⅱ-びわ湖・長浜のホトケたち-」を観覧した後に立ち寄って、椅子に座ってゆっくりと鑑賞するのがおすすめです。
 また7月17日(日)には、高月観音の里歴史民俗博物館学芸員の佐々木悦也氏をお迎えして、観音さまの話や「オコナイ」神事の話、文化財調査の話など様々なお話を聴けるトークイベントがあります。

 今年の長浜は本気ですね!

 前回開催された同名の展覧会から2年を経て、出陳される尊像の数を倍以上に集め、空前絶後の規模で開催される本展は、長浜の仏さまを一挙に拝するまたとない機会です。是非足を運んで ”観”て下さい。
*掲載写真は特別な許可を得て撮影したものです

「観音の里の祈りとくらし展Ⅱ-びわ湖・長浜のホトケたち-」
会期:2016年7月5日(火)- 8月7日(日)
   午前10時 - 午後5時(金曜日は午後8時まで)
   入館は閉館の30分前まで
会場:東京藝術大学大学美術館 本館 展示室3・4
休館日:月曜日(ただし、7月18日は開館)、7月19日
観覧料:一般1,200円/高校・大学生700円(中学生以下は無料)
* 会期中の土曜日 午前と午後に行われるギャラリートークも必聴。
* 本館 展示室2において「平櫛田中コレクション展」を同時開催。新旧木彫の名品を楽しめるとびきりの趣向。


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